「みんなの電子署名ってどのような特徴があるサービスなの?」「みんなの電子署名を使っているユーザーの口コミ・評判が知りたい」とお考えではありませんか?
みんなの電子署名は、基本料金が完全無料であるうえに、ユーザー数や送信件数が無制限の電子署名サービスとして注目を集めています。
この記事では、電子署名のユーザーによる口コミや評判を、良い意見・悪い意見どちらも紹介します。みんなの電子署名を実際に利用しているユーザーが感じている機能面・料金面でのメリットを把握し、自社の電子署名サービス選びにお役立てください。
みんなの電子署名とは
みんなの電子署名とは、文章作成から送信、署名までを行える電子署名サービスです。
電子署名のシステムを使用することで、テレワーク時や署名者が遠方にいる場合でもスムーズな署名が可能となります。
みんなの電子署名の良い口コミ・評判
まずは、みんなの電子署名の良い口コミ・評判の中から代表的なものをピックアップし紹介します。
みんなの電子署名のユーザーからは「ほぼ無料でも機能は十分に備わっている」「安心できる企業の電子署名サービス」「クラウドツールに不慣れな企業でも使いやすい」といった良い口コミ・評判が寄せられています。
ほぼ無料でも機能は十分
みんなの電子署名にある「初期費用」「月額基本料」「作成および署名に係る費用」をかけずに利用できる点は、ユーザーから良い口コミ・評判を集めています。
メジャーな電子契約サービスはだいたい「月額〇万円、1文書〇百円」みたいな形なのですが、みんなの電子署名では無料です。(業種:不動産売買、従業員数:20-50人未満)
引用元:ITreview
導入から1年完全無料なのでとにかく導入しやすいところが良いポイントです。無料ですべての機能が使えストレスフリーです。(業種:機械器具、従業員数:50-100人未満)
引用元:ITreview
有料会員、無料会員という区別がないという売り文句に嘘偽りなく、初期コストや月次固定費は存在しませんし、電子契約書の作成と送付も無料、電子契約を締結できる数の制限や従量課金もありません。(業種:IT、利用アカウント数:11件〜30件)
引用元:BOXIL SaaS
みんなの電子署名には、最初の1年間は料金が発生しない特徴があります。
「電子署名に興味があるけど、本当に効率化できるか不安」と感じる方でも気軽に利用しやすいです。
安心できる企業の電子署名サービス
みんなの電子署名には、ソフトウェアのダウンロード販売で指折りの老舗企業であるベクターが開発・運営しているという安心感を評価する口コミ・評価も見受けられます。
電子契約を始めたい……でもコストが気になる……情報の流出とかセキュリティが心配……といった悩みはみんなの電子契約で解決可能です。(業種:不動産売買、従業員数:20人〜50人未満)
引用元:ITreview
ソフト関連の老舗企業が提供しており、一定の期間利用無料なので非常に導入しやすいサービスです。(業種:小売、利用アカウント数:11件〜30件)
引用元:BOXIL SaaS
大手のベクター製品と言う事もありセキュリティ性能も高くて使いやすいです。(業種:小売、利用アカウント数:11件〜30件)
引用元:BOXIL SaaS
みんなの電子署名の開発・運営会社であるベクターは、ソフトバンクのAndroidアプリ取り放題サービス「App Pass」の運用でも有名な会社です。サービスの知名度を重視する企業であっても、みんなの電子署名であれば安心して利用できるでしょう。
また、みんなの電子署名では、通信経路でのセキュリティを担保するために、一般的なSSLによる暗号化通信(https)や、Firewallによる通信ポート制限はもちろん、 不正な侵入を検知・防御するIDS/IPSや、Webアプリケーションへの不正なリクエストをブロックするWeb Application Firewallを設置し、サーバーへのアクセスを常時監視しています。
また、定期的な脆弱性診断をセキュリティ専門会社に依頼しているほか、自社でもスキャンツールによるアプリケーションの脆弱性診断を毎週実施しているなど、徹底したセキュリティ対策に特徴があります。以上のことから、無料ではあるものの、ビジネスでも十分に安心して活用できる電子署名サービスだといえます。
クラウドツールに不慣れな企業でも使いやすい
みんなの電子署名には、シンプルな操作性を評価する口コミ・評判も多く寄せられています。
アナログな職員が多く説明や操作性に不安を感じていましたがシンプルで操作性も簡単な為作業効率が格段に向上して助かっています。(業種:IT、利用アカウント数:1件)
引用元:ITreview
社内での確認フローを決められるので、確認が必要な部署が多くある企業でも使いやすいと思います。(業種:広告・販促、従業員数:20人未満)
引用元:BOXIL SaaS
みんなの電子署名の悪い口コミ・評判
みんなの電子署名の口コミ・評判を見ると、「署名する側にも会員登録が求められて手間を感じる」「メニューやマニュアルが分かりにくい(見つけにくい)」など、サービスの改善を求める意見も寄せられています。
署名する側の人も会員登録が必要
契約書を受信し、署名を行う側でも会員登録が求められる点に不便を感じる口コミ・評判があります。
ほぼ無料の代償だとは思いますが、署名をお願いする側だけでなく、署名する側の人も会員登録が必要です。割と他社はリンクをクリックするだけで手続きに進めるのに対し、未登録の人は会員登録が最初に必要な点が少し不便です。(業種:不動産売買、従業員数:20人〜50人未満)
引用元:ITreview
みんなの電子署名では、1年以上文書を保管しない場合は完全無料で利用できます。そのため、 取引先が自社と異なる電子署名サービスを使用しているケースでも対応しやすいものの、署名をする側にも会員登録を求める点に手間を感じるユーザーは少なくありません。特に他社の人に署名してもらう場合、あらかじめ会員登録が必要であることを説明しておくなど工夫が大切です。
メニューやマニュアルが分かりにくい
メニューや操作マニュアルが用意されているものの、その場所や内容が分かりづらいといった口コミ・評判もあります。
社員のITリテラシーが高くないという理由もあるのですがメニューやマニュアルを見つけられない社員が多々おりました。視覚的にわかりやすくなると問い合わせが減りさらに業務が円滑に進みそうです。(業種:機械器具、従業員数:50人〜100人未満)
引用元:ITreview
使い始める際、メニューの項目がどのような場合に使うのか分かりにくいかなと思います。マニュアルを見ればすぐ理解できるのですが、マニュアルの場所も小さくて少し分かりにくいです。各ページにもう少しわかりやすい文言があれば嬉しいです。(業種:会計・税務・法務・労務、従業員数:20人〜50人未満)
引用元:ITreview
マニュアル中の文書が少し回りくどい表現であり、もう少しシンプルに表現して欲しい。(業種:輸送・交通・物流・倉庫系、利用アカウント数:501件〜1000件)
引用元:BOXIL SaaS
メニューやマニュアルの場所や内容が分かりにくいと不便を感じることもあるため、導入時には管理者が一度確認し、社内周知を十分にしておくことが望ましいです。
パスワードや設定が少し多い印象を受けた
みんなの電子署名では、通信・保管の両面で最高水準のセキュリティが確保されている一方で、それを担保するためのパスワード入力や設定に手間を感じる口コミ・評判も見られます。
基本的にはマニュアルがあるので、操作はしやすいですが、セキュリティを強化しているせいかパスワード設定が少し多い印象ではあります。これは慣れれば問題はないかと思います。(業種:会計・税務・法務・労務、従業員数:20人〜50人未満)
引用元:ITreview
パスワードを求められたり設定が多いので面倒だと感じるときがあります(セキュリティ担保のバーターだと思いますが)(業種:輸送・交通・物流・倉庫系、利用アカウント数:501件〜1000件)
引用元:BOXIL SaaS
口コミ・評判から考えるみんなの電子署名がおすすめの企業
ここまでに取り上げた口コミ・評判を踏まえて、本章ではみんなの電子署名の利用をおすすめできる企業の特徴を3つ紹介します。
電子署名サービスを初めて導入する企業
みんなの電子署名の口コミ・評判を見ると、操作画面のシンプルさと使いやすさに好印象を抱く意見が多く見られます。ITリテラシーの低い社員であっても扱いやすく、社内への導入にあたって従業員に対する特別な教育は不要です。
電子契約システムを利用したいものの操作に不慣れなため不安感を抱いている方でも、マニュアルが用意されているため、スムーズに疑問を解消できます。以上のことから、電子署名サービスを初めて導入する企業におすすめです。
コストを抑えて電子契約を導入したい企業
電子契約システムの利用を検討しているものの、導入コストの発生を理由に躊躇している企業は少なくありません。特に中小企業や個人事業主(フリーランス)は、電子契約システムの導入コストに悩みを抱えているケースが多いです。
みんなの電子署名では、何人で使用しても、どれほど契約の件数を増やしても、利用料金は変わらず0円です(発生する費用は、導入2年目以降の契約書の保管料金のみ)。
初期費用や月額費用の支払いが求められず低コストで利用できることから、みんなの電子署名はコストを抑えつつ電子契約を導入したい企業にとって適したサービスだといえます。
電子署名システム未導入の取引先が多い企業
すでに自社で電子署名サービスに加入していたとしても、取引先が電子署名を導入していない場合、先方の社内承認フローや署名フローに配慮する必要があり、余計な手間が発生することもあります。
みんなの電子署名では、利用料金が無料であるうえに、利用開始までの手続きがアカウント登録のみで、取引先が別の電子契約サービスを利用していた場合でも新たに導入しやすいことから、両者ともに業務効率化につなげられます。
みんなの電子署名の利用料金
みんなの電子署名の利用料金は基本的に0円ですが、1年以上文書を保管する場合には費用が発生します。具体的に説明すると、1年以上保管したい文書に対して、1文書あたり月額11円(税込)の費用がかかります。
なお、実際には、1枚で50文書の保管が可能なチケットを購入することで支払いを行う仕組みです。このチケットの価格は1枚550円(税込)ですが、チケットの購入は10枚単位でのみ可能です。
みんなの電子署名と他社サービスを比較
最後に、みんなの電子署名の特徴をより深く把握できるよう、他社の電子契約サービスと料金や機能を比較します。比較対象は、大手の電子契約サービスである以下の3つです。
それぞれのサービスの特徴を下記の比較表にまとめました。
みんなの電子署名 | GMOサイン (契約印&実印プラン) | クラウドサイン (Standard) | DocuSign (Standard) | |
---|---|---|---|---|
基本の月額費用(税込) | 550円/50文書 ※1年以上保管で課金 | 9,680円 ※別途従量課金あり | 11,000円 ※別途従量課金あり | ¥2,800 |
ユーザー数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 50ユーザーまで |
電子署名 | 対応 (立会人型) | 対応 (立会人型&当事者型) | 対応 (立会人型) | 対応 (立会人型) |
認定タイムスタンプ | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
ワークフロー機能 | 対応 | 対応 | 非対応 (上位プラン限定) | 対応 |
操作ログ記録 | 対応 | 対応 | – (公式に記載なし) | 対応 |
2要素認証 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
API連携 | – (公式に記載なし) | △ (オプション申込が必要) | 非対応 (上位プラン限定) | 非対応 (上位プラン限定) |
※上表の情報は2023年3月時点のもの。
上記の表を見るとわかるとおり、みんなの電子署名は、料金がリーズナブルであるにも関わらず、他社では利用できない機能を多数使用できる利便性の高いサービスだといえます。
まとめ
この記事では、みんなの電子署名の口コミや評判を紹介しました。
口コミ・評判を踏まえると、みんなの電子署名は、電子署名サービスを初めて導入する企業やコストを抑えて電子契約を導入したい企業、電子署名システム未導入の取引先が多い企業などにおすすめできるサービスです。
みんなの電子署名を自社で導入する際は、実際にみんなの電子署名を使用しているユーザーの口コミ・評判について、良い意見・悪い意見の双方を把握したうえで決めましょう。